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でももへちまもないから。から。
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迷って悩んで立ち上がったはずなのに、風が吹いて、その風に身を任せた自分がいた。

いつか悲しむのではと、今から怯えるという事は無い…でも、それさえ自信が無い。

だってそうだろ?俺は、逃げ出したから………

こんいてゃ、雫です。


24日夜…浪人すると覚悟を決めた

25日朝…補習科に関する相談に学校に行った

25日昼…九州へと進学の為に旅立った



25日に、あそこで担任が来なかったらきっと浪人でした、たぶん間違いなくそっちを選びました。

そのとき「人の心も考えられないお前が、もう一年頑張れるわけがない、出来るわけがない」と、正直な話、「てめぇこそ自分の立場わきまえて発現できる大人になれてないのにえらそうなこと言ってんじゃねーですよー」って感じの、雫的にどう考えても良い教師ではない、否、ぶっちゃけ駄目教師に言われたんですが……


「出来るのか?」と聞かれて「出来る!!!」と即答できないような奴に、浪人なんて出来ると思えなかったんですよね…

べ、別にもぅ受験から開放されたいーとかって考えてたんじゃないんだからね///(ツンデレ

第一志望の大学は「アート」とかの方だったんです。
それを土台にして「映像に関わる仕事」に就きたいと、その為には関東や関西に進むべきだと思っていたんです。

確かにそっちに進められたら、きっと楽し気がしていたんだけど…

浪人か進学かで悩んだとき、本当に自分がその勉強をしたいのかどうか分からなく思えたんですよね…
今までだって、自己学でやっているーなんていってる割に、きっと大したこと出来ないんですよね。
そんな雫が…本当にそれを真剣に学び始めたとき、やっていけるかどうか疑問に思えたんです…


こんないい加減な自分が、本当に悔しくて、辛くて、腹立たしくて…

そして、安全牌として、どうして行きたいかどうかも分からない、しかもあんまり好きではない「九州」の大学を「後期」に選んだ自分を、未だかつてないレベルで悔やんだ…

そして、そんな俺の為に泣いてくれた母親に申し訳なくてたまらなかった。

また、誰かを傷つけたのだと…その時になって、やっと気づくような自分が本当に腹立たしくて…でも、それが自分で…

そんな取り止めの無い自己嫌悪がどこまでも続いた気がする。



そんな自分がゆるせるわけないんです、いつでも…

だから、進みながらでも自分を変えたいと…いや、綺麗事な言い訳ですね、これじゃ…
でも、一年間でも違う環境で「本当にやりたいこと」を、考えてみたいと思ったのが正直な話だと思う。


始まりなんて、ずっと前から始まってる、ただ、雫が始めてないだけなんですよね。
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