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突然ですが、フラグがたちました。
これが、運命の出会い…?

こんにちは、雫です。

今日は、前にやっていたバンドのメンバーであつまって、久しぶりにセッションをしようと言う話になってました。
がっ!

雫は30分も遅刻をするという最低なことを…

事の成り行きはこうです…

静かな朝。
目を覚まし、時計を見る。
寝たのがAM4時半、現在は9時20分。
友達が携帯を鳴らして起こしてくれたので、とりあえず「おきた」と、報告のメールを返す。
静かな朝、見慣れた部屋なのに、何か違和感があったが体を起こす。

家の中は誰もいなかった、何の気配も無かった。
母はもう仕事に向かったのだろう。

私も身支度を整え、家の外に出た。

外に出て、違和感の正体に気づいた。
私の家は国道に隣接しているので、いつも車の走る音が聞こえる。
それが今日は聞こえてこない。
夏休みだから…?
…夏休みなのに…?

不安になり国道の方を見てみると、一台も車が無い、一人も人がいない、ナニモ、ソコニハ、ナイ…?

寝ぼけているのかもしれない、私は自宅に戻り、自転車で出発した。
やはりナニモ生ない、何の音も聞こえない。
だから私は、ふと発した自分の声に驚いた。

あぁ授業で習ったな、「人は、他人がいて初めて、自分を認識できる」って。

私はいつしか自分を見失いそうになっていた、否、見失っていた。
自分は何をするのだっただろう…
ココはどこだろう、私は…何だろう…?


そして私は誰にでもなく、理由も無く、答えの分かりきったことを尋ねる。

生きてる人…いますか?


世界は、7月22日、AM9時30分過ぎに、終わっていたようだ…

この間約一分、妄想終了。
現在40分、約束の10時には余裕だろう。

家を出て、自転車を出す…がっ!後輪に異常が見られた…
しかし侮ることなかれ、こんなもの予測済みよッ!
ってな訳で、違う自転車を駆り出し、いざ出発。
うむ、余裕だわ。

セッションのことを考えながら走っていた、っと信号。
…車が走っていない、先ほどの妄想を考えつつ、渡ることを決意する。
ぅん、5分前集合は余裕だな。
そんなことを考えていた、あの運命の出会いが訪れるまでは…

夏の暑さを和らげる風とともに現れたのは…

警察のダンナ…(遠い目

さきほどの信号無視が原因か…くっ、ぬかったわッ!汗

自転車を止めると、パトを近くに止めてサツのダンナが降りてくる…
相手は2人…倒せない相手では…ある…っていうか倒せたら問題になるな…
16分割思考を起動する、ありとあらゆる事を考える…この間わずか1,2秒そこではじき出した結論は…

あと数秒で彼らはこちらと接触。
夏の始まり、とうとう捕まるのか…
待て!
残されたバンドメンバーはどうする!!??
このままではいけない!!!
俺はまだ…俺を捨てることは出来ないッッ!!!!!!!!!!

数歩走り、自転車を駆り出す、初速はそこまででもないが、加速度には自信があった。
ダンナの愛車、パンダ号(黒と白の赤いランプの付いた車)とは逆の方向=逆走を開始する、魔術回路起動、魔術による脚部の補強、自転車の強度を上げる。
ダンナ達は慌てて追いかけてきたが既に遅い!
マイバイクは既に不可視の領域…高速の世界、20ヤード、4,2秒の世界…

逃げ切った、そう思い、振り返る…
そこに見えたのは…パンダ号だとッ!!!???
馬鹿な、そんな事がありえるのか…ぃや、現実に今、目の前に見えている…
三度目の魔術回路起動、体中が焼けそうに痛い…
視覚がぼやける、意識も飛んでしまいそうだ…
それでも、逃げなければ…
ここまできて、負けるわけにはいかないから…

どんどん目的地から離れていく…
今はそれどころじゃないッ、どこか、彼らが追いかけてこれない場所…
見つからない、距離が縮まる、そのときふと目にあぜ道が見えた…

そこだッ!!!!!!!!!
アクセルは回し続けたまま、240度のターン、既に神の領域の業を繰り出したと同時に俺の意識は…………パニックレベルはそのままでした。

ちなみにここまでの所要時間は本当に一瞬です。
一回目の16分割思考使ってから5分もたってませんッ笑(ワラエネェ…


もう追いかけてこれない…助かったのか、俺は…?
まぁ普通にパトから降りて、少しは追いかけてきましたが、それは余裕で突き放しました、かの銘俊、ディープインパクトの如く。


しかし…………………………………この道はかなーーーーり向こうまで行かなきゃ的な道なんですけど…
しかも道が良くないし…
それでも進みました、戻れませんからッ涙

まったく関係ないけど、最近田んぼが減りましたね、あぜ道も。
おかげで大変だヨ。


で、いつしかダンナたちの姿も見えなくなり…集合場所に向かいますが…
そのあともビビリまくりでした。
警察が見えるたびに、遠回りしてました汗

そんなこんなで30分の遅刻なのでした。
もうちょと理由があるけど、面倒なので終了。

メンバーのみんなには本当に頭が上がりませんでした、ごめんなさい。
でも「警察に追われてた」とか言えないので、適当な言い訳をしてごまかしました。
そのこともごめんなさい…
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