5-16

今日も助けてくれた友達がいる。
何かの力になってくれることがうれしいと思えた。
だから鏡も何かを助けてあげられるようになりたいと思った。


いつも見守ってくれる人達がいる。
鏡の周りの世界はやさしい世界なんだと思える。
だから鏡もやさしい世界を創ってあげたいと思ってる。


自分には何もないと思っている人達がいる。
「すべてのものは何もない所から始まってる。
だから今何もないって思ってる君にもきっと何かがある。」

こんな答えを、１年くらい前の日記に書いていた。
何にもない土地に、気がつけばマンションが建っていたことを見て思ったらしい。

すごいな、１年前の鏡。
ぜひ一度、お話してみたい。


今を無駄にしてると思っている友人がいる。
あえていうなの青春ブルー？ちょっと言ってみただけ。
無駄かどうかはしらないが、せめて明日は意味があったと思える一日にしてください。北の大地にとりあえず祈ってみた。
返事がない、どうやら寝ているようだ。



夢を見せてくれた人達がいる。
鏡をその世界へと導いてくれた。
鏡も何か夢を誰かに見せてあげたくなった。


夢を見ている人達がいる。
それを追いかけていく人の背中を羨ましく思えた。
だから鏡はとりあえずやってみる、考えてみる、生きてみる。
答えが出たら嬉しい。
そんな感じで。


今も見ている夢がある。
遠すぎる、いや道さえ見えない。
追いかけてる？まだちゃんと夢見てる？
疲れて休んでる。たまに忘れてる。
諦めないことが正解だとは思わない。でも間違いじゃない。
どっちだろう、鏡に聞かないでください。

ただ、追いかけたいと思えるから走ってみる。

３歩進んで７歩下がる、ぁ、１００円見っけ。
そんな感じで。


お腹がすいている鏡がいる。
夕飯に食パン一枚はないだろうと思った。
でも、おいしかった。
でも、おなか減った。


今まで生きた鏡がいる。
今を生きてる鏡がいる。
明日を生きる鏡がいる。


だからどうした。自分で言うのもなんだけど、そう思った。

ぶっちゃけていい？ぁ、駄目ですか、そうですか…
世の中どうやら完璧に自由なわけじゃなさそうだ。

それでもそれなりに楽しいと思える今って、結構幸せだと思うよ。

あえていうなら幸せだと思い込んだやつが人生の勝者。
でもナルシストはどうかと思う。
そんな感じで。